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2010/06/21

勝つ!ひと言

勝つ! ひと言 名監督・コーチの決めセリフ (朝日新書)勝つ! ひと言 名監督・コーチの決めセリフ (朝日新書)
(2010/06/11)
山田 ゆかり

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井村雅代さん(シンクロ)、宇津木妙子さん(女子ソフト)など7人の監督やコーチが選手にかける言葉を集めている。決して言葉が主ではなく、考え方や選手育成論が主である。団体競技に関わっている人が多いこともあり、他の選手への思いやり気配りの大切さを説く人が多いのは意外だった。

女子新体操ヘッドコーチの五明みさ子氏曰く

 自分がチームのためにどれだけ働けるか、という気持ちが大事で、お互いにそれが押しつけがましくなく、さりげなくできる人がいい選手になる。

まとめで川淵キャプテン曰く

 選手の立場からすれば、すべての選手が同じ言葉で同じことを思うようなことはない。同じ言葉でも解釈が違い、まったく自分のこととして受け止めていない選手もいる。いうなれば感受性のない選手は、何も感じはしない。指導者のそのときどきの言葉を、選手がいかに感受性豊かに受け止め、のちの自分の選手生活にプラスにもっていくかは、選手としても能力のひとつだ。いくら、精神力・戦術・体力の「心技体」がそろっていても、指導者の言葉から何かを受け取れない選手は、伸びない、指導者から受けた何かをどう競技生活に生かしていけるかは、本人の感受性の有無以外の何ものでもない。感受性のない選手は、いくら指導者から的確な言葉を受けても、生かせない。