FC2ブログ
2018/06/14

万引き家族

20180615_01.jpg
★★☆

観終わった後、けっこう引きずる映画。昔は社会派ドラマや映画が好きだったけど、もう観れないなと改めて思い知る。
2018年・第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。一番大きなスクリーンで上映していたのはさすが。圧倒的に女性客が多かったが、こういうの男は観ないか・・・。エンドロールのときの館内の静けさが怖かった。
家族とは何かを問いかける映画。あらかじめクチコミを読んでいれば、想像した通りの展開ではある。樹木希林と安藤サクラだけは本当の家族だったという理解でいいのだろうか?最後は皆さんで考えてくださいといった終わり方だったが、現実社会の事件の方がインパクトありすぎて、相乗効果よりも映画が物足りなく感じるなんてイヤな世の中だな。
日本政府が受賞を祝福しないことが話題になったけど、どこがマズイのかわからない。日本政府小さいなー!
2018/06/13

恋は雨上がりのように

20180613_01.jpg
★☆☆

【キャスト】
小松菜奈:ケガで陸上を諦め、ファミレスでバイトする女子高生
大泉洋:ファミレスのバツイチ店長
戸次重幸:大泉の大学の同級生で売れてる作家

どこに感情移入したらいいのかわからない、気持ちの持って行きどころがない映画は苦手だ。
思っていたほど大泉の演技が濃くないのは良かったが、音楽、セリフはパッとせず、魚類顔の小松菜奈の配役は適切だったのか?疑問が残る映画。戸次重幸も長髪が馴染んでないしアップで見れば見るほど作家が似合っていない。原作マンガのいろんなシーンをまとめたんだろうなと思うけど、小松菜奈と大泉が出会うシーンや、大泉が小松菜奈に子供に走り方を教えてほしいと唐突に頼むシーンには、ちょっとムリを感じる。きっと原作のマンガは面白いんだろうけど、実写化に失敗した感じを受ける。
2018/05/24

ラスト・ホールド!

20180525_01.jpg
★☆☆

ネットの評価は組織票ぽかったけど、ひょっとしたらと本当に面白いのかもしれないと期待したが、見事に打ち砕かれる(笑)かるた、陸上とこれまでにもたくさんあった、部員が少なくて廃部になりそうな部活の復活物語。ボルダリングのルールは少しわかった。主演の塚田僚一は31歳なんだから学生はムリ目でコーチだよコーチ。就活のときの黒髪がカツラ丸出しなのも、もうね・・・。試合のシーンの観客の少なさは実際そうなのかもしれないが、金掛けてないなーって感じ。
2018/04/18

名探偵コナン ゼロの執行人

20180418_01.jpg
★★★(-)

毎年、戦争映画かと思うほど爆発シーンが多くてウンザリしていたが、今年は少なめで好感が持てた(笑)それでも、最後の最後にやっぱりアクションシーンを入れたかったのね・・・。検察官一人でここまで大規模なIoTテロを行うのは、ちょっと違和感があるが、変なサイコパスが登場するよりはコナン映画らしかったかもしれない。
2018/04/11

ペンタゴン・ペーパーズ

20180411_01.jpg
★★☆

【出演者】
メリル・ストリープ:ワシントンポスト紙の社主
トム・ハンクス:ワシントンポスト紙の編集主幹

どうしても林家ぺー、パー子を思い出してしまう。
政府があらゆる手段で記事を差し止めにしようとすると宣伝文句にはあるが、映画からはそこまでの執拗さは感じない。自殺した夫の後を継ぎワシントンポスト紙の社主になったメリル・ストリープが、女性であること頼りないことを役員や銀行から批判されてきた話をトム・ハンクスの妻がするシーンが好きだ。洋画は暴力シーンのない社会派モノしか観なくなったが、アクションやサスペンスばかりでなくもっと社会派映画の公開を増やしてほしい。日本の配給会社は客をバカにしすぎ。
2018/04/03

ウィンストン・チャーチル

20180403_02.jpg
★★★

以前、サッチャーの映画があったが、そんな感じかなと思いながら観に行く。戦争映画だが戦闘シーンはほぼなく、第二次世界大戦戦時下における英国政府内の人間模様が中心だ。首相に任命され、もっと若いときに首相になりたかったと言うチャーチルの言葉は本音だろう。平時ではなく、国難だからこそチャーチルが選ばれたんだろう。損な役回りだが、こうして後世に語り継がれるわけだ。どっちがいいだろう?死んでから語り継がれても・・・という気がするが(笑)
不利な戦局に早々に和平交渉に入るべきだと主張する政敵たちをねじ伏せ、戦うことを選ぶ流れは圧巻だ。話せばわかると思いがちな日本人には考えさせられる映画かもしれない。一旦は和平交渉を検討していたチャーチルに向かって「気が変わったのか?」と皮肉を言う政敵に「気も変えられなくて、国を変えられるか」のセリフは秀逸。
チャーチルがトイレから米国のルーズベルト大統領に支援を要請するが、中立法を理由に思った支援が受けられない。そんな米国に奇襲攻撃をかけて寝た子を起こしたのが日本なんだな。
2018/03/28

ちはやふる 結び


★☆☆

期待しないで観に行ったので、それほど残念ではなかったが、とにかく脚本が酷すぎる。全く客が入っていないのも頷ける。
地方予選当日に野村周平がかるた部を退部して、予選敗退で終わる斬新な三作目になるのかと思ったが・・・。かるた部を辞めた理由が広瀬すずと新田真剣佑との三角関係で辞めたのか、成績が落ちて辞めたのかよくわからないし、その後の行動がまったく謎。なぜ名人賀来賢人に付きまとうのか?理由の説明が圧倒的に足りない。全国大会決勝戦で野村周平が電撃復帰するとかちょっとあり得ないでしょう。
シリーズ三作目ということで、かるたを正面から扱うのは飽きが来るし難しいよなとは思っていたが、広瀬すずと野村周平が距離を縮めるわけでもなく、新入部員の佐野勇斗のトンガリキャラを活かすわけでもない。下の句からずっと気になっているんだけど、新田真剣佑の存在が中途半端なのが、モヤモヤ感が残る原因だと思う。

競技中に飛んだ札を拾う役の人を札ガールと呼んでいたが、サッカーでもボールボーイをボールパーソンと呼ぶようになったのだから、そこは札パーソンじゃないかな(そこじゃないね)
2018/02/07

祈りの幕が下りる時

20180208_01.jpg
★☆☆(しょっぱい映画)

【出演者】
阿部寛:日本橋署刑事
松嶋菜々子:舞台演出家
伊藤蘭:阿部寛の失踪した母

新参者の完結編。前作の麒麟の翼が秀逸だっただけに、期待が大きすぎたかな?登場人物が多い上に、一人で複数の偽名を使う登場人物がいてもう大変。重要な役回りの松嶋菜々子周りの脚本に納得が行かない。例えば、母が男に貢いで莫大な借金をするとか、最初の殺人の回顧シーンなど。回顧シーンはもっと短い時間で、客に想像力を働かせるようにした方がよかったんじゃないだろうか?松嶋菜々子って影がないので、こういう悪い役は向かないし、捜査本部のシーンが多くてまるで相棒を見るようだった。今までの新参者って警察関係者は、ほぼ阿部寛と溝端淳平しか出ないのも売りだったんじゃないのかな。溝端淳平が阿部寛に対して急に一人前っぽく振舞うのも、時が経ったことを表現したんだろうけど違和感しかない。

うつ病を発症していた伊藤蘭が家族で食事中に叫ぶシーンがあるが、私も会社でまったく同じように叫んだことがある。もちろん叫んだのは始業前の誰もいないときにだけど、あのときはヤバかったんだな。
2017/12/13

DESTINY 鎌倉ものがたり

20171214_01.jpg
★★★

【出演者】
堺雅人:鎌倉に住む作家
高畑充希:堺雅人の妻
堤真一:編集者、病気で亡くなる
安藤サクラ:死神

どんな映画なんだろう?と不安な気持ちを抱えながら観に行ったが、いやー奥さん、面白いでっせ!こんな映画はこれまで観たことがない。涙あり笑いありで、例えるならジブリアニメを実写化したような感じ。子供も一緒に楽しめると思う。いつもはポケティを胸ポケットに忍ばせておくのだが、油断して用意がなくて涙を拭くのに苦労した。
魔物が人間と共存して暮らす鎌倉で新婚生活をスタートさせた堺雅人と高畑充希、疫病神に同情して家に住まわせたりする二人。高畑充希が黄泉の国の魔物の策略で亡くなり、高畑充希を取り返しに黄泉の国に行く堺雅人。最後、疫病神に親切にしたことが返ってくる
病気で亡くなった堤真一が残された家族が心配でカエルの魔物になって現世に残るのだが、そのカエルのしぐさが可愛くて切ない。こんなカエル欲しいな、堤真一は演技の新境地を拓いたのではないだろうか?(違うか)安藤サクラという俳優は知らなかったが、死神役がハマっていたね。
2017/10/25

ミックス。

20171025_01.jpg
★☆☆

【主演】
新垣結衣:元卓球少女。失恋して会社を辞め田舎の実家に戻る。
瑛太:離婚して建設現場で働きながら新垣結衣の実家がやっている卓球クラブに入る。

このシネコンでは二番目に大きなスクリーンだが観客は非常に少なく、エンドロールになるやいなや、席を立つ客が多くて苦笑い。
娯楽映画だとは認識して観に行ったが、娯楽映画にもなっていない。脚本が練られてなく、笑いなのか感動なのかどっちつかず。リアリティがないのは娯楽映画だからこそ許されるのに、娯楽映画になっていないため許されない(爆)建設現場をバカにした脚本はちょっと酷いと思うし、大会への出場を諦めたメンバーたちが、当日一人のメンバーから届いた「行ってきます」のメールで出場を決めるとか滅茶苦茶。ちなみにミックスとは男女混合ダブルスのことである。セリフのないシーンが気になるくらい、時間が長く感じられた。新垣結衣は年とともに、あの声質、喋り方では主演は厳しいのではないだろうか。