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2019/04/02

やまない雨はない

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やまない雨はない
倉嶋厚
530円(税別)
文春文庫

著者は気象庁を定年退職後、NHKで気象キャスターを務め、2017年に93歳で亡くなっている。ドラマにもなった有名な本らしい。
家のことはすべて任せ精神的にも強く依存していた奥さんが肝臓のガンで余命いくばくもないと知り、狼狽しうつ病を発症する。入院した奥さんを見舞いに行くものの、奥さんの心配よりも自分の不安を訴えたり、面会時間を守ることに気が行ったり、断り切れなかったからと言って仕事に出掛けたり、(個室だし)旦那さんも泊まれるんですよと看護師に言われてもその意味を理解しなかったりしたことを後悔する。その自責の念でうつ病をさらに悪化させる。不器用を自称しているが、本の内容も赤裸々でそこまで書かなくてもと思うが、それも不器用なればこそなのかもしれない。幸い奥さん亡き後、良い家政婦さんが見つかり味覚を失くすほどだったうつ病も入院して治ったそうだが、人間の悲哀を感じる本である。
2019/03/19

123人の家 vol2

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123人の家 vol2
1000円(税込)
ACTUS

インテリアショップACTUSの社員とお客さんの家を紹介する本である。何も考えずに見れる本が欲しいなーと考えたときに「そうだ家だ!」と建築系の棚を探していたら目立つところに置いてあった。5000円くらいするんだろうな、絶対買えないなと思っていたらまさかの税込1000円!安いのは冒頭の理由なのね。vol1が好評で1.5→2と出たらしい。ACTUSって何?と思っていたらINZONEなんだ。ひょっとしたら札幌の社員の家も出てるのかな?本屋には2しか置いてないがINZONEに行くと1.5や1があるかもしれない。
2019/02/27

【Kindle】ある日突然オタクの夫が亡くなったら?身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること

ある日突然オタクの夫が亡くなったら?身近な人が亡くなった時にやるべきこと、起こること
こさささこ
702円
KADOKAWA

読むまではオタクは関係ないだろうと思っていたが、自宅に物がたくさんあって大変だった・・・ということか。朝起きると夫が心筋梗塞で亡くなっていて、救急車を呼び、警察で遺体と対面し、自宅に鑑識が来て事情聴取されるところからマンガが始まる。マンガを読むだけでも楽しめるし(良い意味で)Kindleでも大丈夫。マンガ以外のページは小さい字で事細かに必要事項が書いてある。興味あるページを都度読めばいいかと思う。通夜と家族葬(火葬まで)のあと、夫の仕事関係者、趣味の関係者のために葬儀と告別式をあらためて行うとか、大変だったね。旦那さんは大学教授でしかもサブカルチャーを教えていたそうで、それはもうオタクレベルではないよね。それにしても夫の食事や睡眠時間にもっと気をつければよかったと後悔しているが、小太りで夜更かしするタイプだったらしい。世のリーマンの皆さんもホント気をつけましょうね、健康より大切な仕事なんてありませんよ!
2019/02/23

【Kindle】絶対に達成する技術

絶対に達成する技術
永谷 研一
1361円
中経出版

仕事において目標を達成するための技術論について書かれた本。自分は仕事を達成するために考えたり工夫することは一向に厭わないが、個人的なことになると途端に怪しくなるので(笑)目標を達成するための技術以前に、人生において目標を持つことの大切さについて語って欲しかったのだが、ちょっと違ったかな。まあ仕方がない、Kindleだから立ち読みも出来ないし・・・。
2019/02/19

一切なりゆき

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一切なりゆき
樹木希林
800円
文春新書

樹木希林自身、激しい感情や自我を抱えていた人だったようだ。万引き家族は入れ歯をはずして演技をしたが、「女優がそんなことをするのは、ヌードになるより恥ずかしいことですよ」と言われたそうだ。樹木希林だよ!樹木希林にそんなことを言うお節介な人がいることに驚く。
不動産情報誌を見るのが好きだったとか親近感がわく(笑)。
2019/02/14

仕事論

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仕事論
藤村 忠寿、嬉野 雅道
1300円
総合法令出版

ある人が『1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術』を面白いと言っていたので本屋でパラパラと立ち読みしたが、何も感じるものがなかったので代わりにこの本を購入。
二人がそれぞれ書いた本は以前に読んだことがあるが、水曜どうでしょうの内輪話だったような気がする。この本は水曜どうでしょうのことに触れているページは少ないのでマニアじゃない人向けである。会社に大きく貢献している二人が「ただ好きなことをやっているだけですよ」で終わりだったらイヤだなと思ったが(笑)地に足がついた本である。
以下は藤村氏の言葉で、ホリエモンと同じで極端な物言いもあるが、それは上司の言うことを鵜呑みにする部下と同じで自分で取捨選択する必要がある(笑)。

・できないことはできないという。
・上司の言うことを鵜呑みにする人が多い。
・自分で考えて仕事ができない人は無視する。
・自分たちが面白いと思わないことを人が「面白かった」と言ってくれる可能性は低い。
・自分の考えで仕事をするってことは「どこまでやるか」も自分で決めること。
・問題を収めるだけではトラブルの解決にならない。
・お客さんの考えていることはわからないから、作り手が自信を持って「これが良いんだ」って言えるものを作るしかない。

共通するのは自分で考えるということ。自分の観測ではほとんどいないけどね・・・だからこそ本になるのだろう。

二人のサインと言葉が書かれたシールが付録で付いているが、そんなのいらないからその分安くしてほしい。
2019/02/13

君たちはどう生きるか

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君たちはどう生きるか
吉野源三郎、羽賀翔一
1300円
マガジンハウス

最近本好いているなと思う。買ったばかりの本があるのに新しい本が気になってしまう。せっかく気持ちが向いているので、まあ財布と相談しながら楽しみたい。

このマンガはある人のツイートで知り、迷うことなく買う。この表紙は本屋で何度も見たことがあるが、キッカケがないと手に取ることはなかった。ツイートしてくれた人は中学生の娘さんの本棚から手に取ったそうで、ツイートに感謝したい。
主人公は表紙の中学生だ。まさにどう生きるかについて書いてあり何度も涙をぬぐう。こういうこと、こういう気持ちになることってあるよね・・・。もう一度読み直したいしぜひ原作も買いたい。
2019/02/11

ふたりからひとり

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ふたりからひとり
つばた英子、つばたしゅういち
1800円
自然食通信社

この間読んだ、ときをためる暮らしの続編に当たる。文庫本になるのを待っていたらいつになるかわからないので熟慮の末購入した。しゅういちさんは2015年に自宅で一休み中にそのまま亡くなったそうだ。途中までは英子さんのしゅういちさんが亡くなってからの生活の話が中心で本として一貫性もありとても読みやすい。編集者が聞いた内容を文章に起こしているとは思うが、アクのない自然体な文章に仕上がっている。
表紙の写真にある大きなダイニングテーブルが良いよね。それに比べて自分の前の家は・・・思い出すと苦しくなる。
2019/02/04

ときをためる暮らし

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ときをためる暮らし
つばた英子、つばたしゅういち
740円
文春文庫

一昨年の正月に二人のドキュメンタリー番組を見た。人生フルーツという映画も公開されたが残念ながらこれは観ていない。愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンに自宅と畑や雑木林があり、半自給自足の生活を送るご夫婦。ご主人は残念ながら何年か前に亡くなった。
編集者が二人の自宅に通い畑のこと子供の頃のこと家のことを聞いたものを本にしている。ここ最近にしては珍しく一気に読む。何でも育てて何でも自分で作る生活はとてもマネできないが、高齢になってもお元気な様子を見るとやっぱり食事が大事なのかなと思う。表紙の大きなダイニングテーブルがいいよね。家のことをもっと聞きたかったな。
2019/01/28

あたりまえを疑う勇気

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あたりまえを疑う勇気
植松努、清水克衛
1200円
イースト・プレス

植松努と清水克衛の対談集。

植松:ふだんの日常生活や仕事の中には、小さな問題がたくさんあるんです。
 みなさんの身の回りにも必ずあるはずです。それを「仕方ない」と思って
 見過ごさないことが大切です。


植松は仕事の本質だという。これに関しては100%同意する。
大人への講演がバカバカしくてやめたとか、少しずつ実績をつくって、自然と人々が「こっちのほうがいいじゃん」ってなるのを待つしかないとかリアルな言葉が好きだな。出過ぎた杭は打たれないとか勇ましい言葉を信じているうちはまだまだ青いんだよねー(笑)。
だんだん清水克衛の本の紹介がうるさく感じる。聞き役に徹するか本がテーマならば清水克衛も活きたと思うけどちょっと噛み合ってない感じ。